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脳梗塞は発病直後ほど再発しやすい [心房細動]

脳梗塞の再発はかなり高い

脳梗塞を起こした人にとって、リハビリテーションなどの後遺症の治療とともに非常に重要なことは、再発の防止です。ある調査によると、発症後1年間で、脳梗塞に初めてかかった人の6.5% に再発が見られ、発症から3年間で見た場合、その数は12.4% にまで上昇します。

脳梗塞は、なぜ再発しやすいのでしょうか。それは、動脈硬化(動脈の老化)という、血管がつまりやすい状態になってしまっているからです。脳梗塞の症状が落ち着いても、動脈硬化を原因とする脳梗塞がいつ再発しても不思議ではないのです。動脈硬化は、脳の血管だけでなく体のあらゆる血管で起こります。

脳の血管に動脈硬化が起これば、心臓の血管にも動脈硬化が起こる可能性が高く、その逆に心臓の血管に動脈硬化が起これば、脳の血管に動脈硬化が起こる可能性も高いのです。
脳梗塞を含んだ脳卒中患者さんの死亡原因を期間別に見ると、半年後までは初めて脳卒中になった人、もしくは脳卒中の再発した人が多くを占めています。
しかし、3~5年後になると、心筋梗塞で亡くなる人が過半数に上るのです。では、脳梗塞の再発を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
何より大切なのは、脳梗塞を起こす危険因子を減らすことです。例えば、脳梗塞を起こした息者さんが危険因子を1つ減らせば、再発の危険性は20~30%減少します。そして、高血圧や糖尿病など、すべての危険因子をコントロールした場合、再発の危険性は80% も下がるといわれているのです。

再発防止に守りたい項目

脳梗塞の主な危険因子は
  1. 高血圧
  2. 糖尿病
  3. 脂質異常
  4. 高血圧
の4項目です。

高血圧

脳梗塞の最大の危険因子は、高血圧です。最大血圧140mmHG未満、最小血圧90mmHG未満を目標とし、できるだけ食事の塩分を控えるようにしてください。
減塩を行ったり、飲酒、喫煙を行っても血圧が思うようにさがらない場合は、トクホの商品などがおすすめです。

糖尿病

血圧に続いて、血糖値をコントロールすることも大切です。血糖値が高い人は、食事療法や運動と合わせて、血糖降下薬やインスリン注射などの薬による治療も行われます。糖尿病の人は、最近1~2ヶ月間の血糖値の推移がわかるヘモグロビンA1Cを、6.5% 未満に保つように心がけます。

脂質異常

脂質異常とは、血液中にコレステロールや中性脂肪が異常に増えた状態のこと。再発を防ぐためには、コレステロールを200mg未満に保つ必要があります。
脂質異常について「?」という人はまずはコレステロールについて知識を入れるといいでしょう。

心臓病

心臓病の中でも、心房細動は心原性脳塞栓症の最大原因です。心原性脳塞栓症は、心臓内にできた血栓(血液の塊)が、脳の血管をつまらせることで起こる脳梗塞です。
心房細動がある人は、脳梗塞が再発する可能性が高いため、ワーファリンという血液が固まるのを防ぐ薬による治療をきちんと受けることが大切です。ここまでお話しした病気に加えて、喫煙・大量の飲酒・肥満・運動不足といった生活習慣を改善することも非常に大切です。
さらに、定期検査も欠かさないようにしてください。年に1度は、MRIによる脳の検査や、MRAによる脳血管の動脈硬化の程度、頚動脈超音波検査で、頚動脈の動脈硬化の程度を調べるようにします。

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